【ワールドシリーズ舞台裏】ビルの屋上「ルーフトップ・シート」の運命は…

[ 2016年10月31日 08:55 ]

ワールドシリーズ第4戦 ( 2016年10月29日    シカゴ )

外野席の外に連なる名物のルーフトップ・シート                                    
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 球場と道を挟んだビルの屋上に並ぶ、たくさんの観客席。外野席のさらに外からのぞき見する「ルーフトップ・シート」はリグリー・フィールドならでは。今シリーズはこの席でも1000ドル(約10万5000円)以上になり話題に。球場は14年から7億6000万ドル(約800億円)かけ改装中で地元の番記者はルーフトップ・シートは消える運命にあるとみる。

 「球団は外野席を拡張し、看板なども増やすから、視界が遮られる」とカ軍取材歴40年のブルース・ラバイン記者。04年に球団と、ルーフトップのオーナーたちは「売り上げの17%を球団に納める」という23年までの契約を結んだ。しかし、その後の09年に球団を買収したリケッツ家が大改装計画を実行。新設された大型ビジョンなどが視界を遮るのは契約違反とルーフトップ側は訴えるが、元々のぞき見を商売にしており立場は弱い。

 「昔はビルの屋上に椅子を並べて見ているだけだった。それが80年代後半から、もうかるというので競ってスタンドを設け拡張した。別に長年の伝統とかではない」とラバイン記者は続けた。 (奥田秀樹通信員)

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