ジョンソン中4日6回零封報われず 中2日で第7戦救援の可能性も

[ 2016年10月28日 08:09 ]

SMBC日本シリーズ2016第5戦  ( 2016年10月27日    札幌D )

<日・広>2回2死二、三塁のピンチを切り抜けたジョンソン
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 広島・ジョンソンが最後の力を振り絞った。エースとしてマウンドに立つ以上、1点もやるつもりはない。1―0の6回。1死から大谷に左中間二塁打されピンチを招いたが、上り調子の4番中田に対して一歩も引かなかった。

 1、3、5球はいずれも内角高めの速球を投げ込み、踏み込ませない。フルカウントからの6球目はやや甘いカーブとなったが、左腕の気迫が上回った。結果は平凡な左飛。レアードには敬遠気味の四球で一、二塁と窮地は続いたが、代打矢野を遊ゴロに仕留めた。95球を投げ、6回4安打無失点。ベンチへ戻ると歩み寄って来た緒方監督と固い握手を交わした。

 「自分らしい投球はできたと思う。6回終わりに疲れを感じたので、自分の方から(降板したいということを)言った」

 今季初の中4日だったが、投球内容には影響を感じさせなかった。再三、得点圏に走者を背負ったが、本塁は踏ませない。24日に外国人投手としては1964年のバッキー(阪神)以来、52年ぶりとなる沢村賞を受賞してから初のマウンドで、改めて存在感を示した。

 左腕にとって、32歳になった14日の誕生日は特別なものだった。「自分のキャリアの中で、シーズン中に誕生日を迎えたことはなかった。(15日に決まった)日本シリーズ進出と合わせて、大きな誕生日プレゼントだった」。その思いをかみしめるように、22日のシリーズ初戦は6回2/3、1失点。大谷に投げ勝った。

 第7戦のブルペン待機について、畝投手コーチは試合前には「あるかも。いろんな形がつくれる」と前向きな姿勢を示していた。中2日と、より厳しい条件になるが、日本一のために投げる覚悟はできている。(柳澤 元紀)

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