9回好機で緒方監督動かず 犠打で1死二塁も8、9番代打なし

[ 2016年10月28日 07:12 ]

SMBC日本シリーズ2016第5戦  ( 2016年10月27日    札幌D )

<日・広>引き揚げる緒方監督
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 サヨナラ負けの直前、9回の攻撃に悔いを残した。広島ベンチは動かなかった。動けなかった。

 先頭・新井が右前打で出塁。緒方監督は第4戦の8回と同様、即座に代走・赤松を送った。途中出場の安部には送りバントのサイン。リズムよく初球で決め、1死二塁の好機を築いた。勝負どころだ。ところが…。

 8、9番はそのまま打席に立った。下水流が中飛に倒れると、続く石原も見逃し三振。石原はこのシリーズ、18打席無安打だ。ベンチには松山がいた。3人目の捕手・磯村も登録されており、会沢の起用も可能な状況だった。取らなかった代打策。ならば、安部のバントに整合性はあるのだろうか。指揮官は言う。

 「代打の選択肢はもちろんあった。ただ、ザキ(中崎)には長いイニングを任せる予定だったので、そのまま石原に行ってもらった。当てるのはうまいし、全然打てないわけじゃないから…」

 裏の守りを考慮し、リード面で信頼の厚い石原を生かすための決断。待っていたのは、悪夢のような結末だった。

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