沢村賞「該当者なし」の声も 最終的には全会一致

[ 2016年10月25日 05:30 ]

沢村賞を受賞し、笑顔のジョンソン
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 【沢村賞選考過程】選考会は約30分で終了した。候補に挙がったのはジョンソン、野村(いずれも広島)の2人。平松委員は「野村は最多勝を獲っているが、投球回数、三振数が足りない」と指摘。「投球回数、三振数、ローテーションの頭で投げ続けたところを評価した。広島優勝のエースはジョンソンだった」(北別府氏)と一本化された。

 一方で堀内委員長と村田委員は「該当者なし」を主張。ジョンソンが選考基準7項目中4項目しかクリアしていない点や、投手の主要タイトルを獲得していない点が議論されたが、最終的には全会一致で選出した。

 主要タイトル獲得なしの選出は81年の西本聖(巨人)以来。また、「3年連続奪三振王は素晴らしい」(村田委員)と則本(楽天)を称える声もあった。

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2016年10月25日のニュース