作新4強でセンバツ当確 打球直撃もエース大関が力投

[ 2016年10月25日 05:30 ]

観戦する作新学院・今井(中央)
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 第69回秋季高校野球関東大会は24日、宇都宮清原球場などで準々決勝4試合が行われ、来春のセンバツ出場の目安となる4強が出そろった。夏の甲子園で優勝した作新学院(栃木)は中央学院(千葉)に9―1で7回コールド勝ちし、2季連続となる甲子園出場を当確させた。

 夏の全国覇者が圧勝した。西武にドラフト1位指名された今井から背番号1を受け継いだ大関は、6回に打球が左膝付近に直撃。それでもマウンドを譲らず、7回で9安打を浴びながら1失点に抑えた。元巨人の江川卓らもつけたエースナンバー。「重圧はあります。でも、それがなかったらここにはいない」。重圧を逆に力に変えて来春のセンバツ出場を当確させた。試合前の練習で打撃投手を務めるなど後輩をバックアップする今井は、スタンドから観戦。「(選手らも)内容には納得いっていないと思う。この勝利に満足せずにやってほしい」とセンバツへ、さらなるレベルアップを求めていた。

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