阪神ドラ2富士大・小野 即戦力だ!最速タイ152キロ9K

[ 2016年10月23日 05:30 ]

明治神宮大会東北地区大学代表決定戦第1日・1回戦 ( 2016年10月22日    仙台市民 )

<福島大・富士大>7回を1失点の富士大・小野
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 まずは大学野球で“完全燃焼”だ。阪神からドラフト2位で指名された小野(富士大)が22日、東北地区大学野球代表決定戦1回戦・福島大戦(仙台市民)に先発。自己最速タイの152キロをマークするなど7回4安打1失点で勝ち投手となり、明治神宮大会出場へ王手をかけた。

 「もっとイニングも伸ばしたかったんですけど。要所は抑えられた。行けるところまで行きたいと思っていて、完投は毎試合意識している」

 ドラフト会議から2日後。9月17日のリーグ戦で登板して以来、約1カ月ぶりの公式戦マウンドだったが、ブランクを感じさせなかった。初回、先頭打者に四球を出すも無失点スタートを切り波に乗る。2回には自己最速タイの152キロを繰り出すと、その2球後にも150キロを計測。気温20度を下回る悪条件の天候下でも、持ち味は失わない。7回9奪三振で球数は106球にまとめた。

 「直球で押していって、最後は変化球でタイミングを崩したり。今年の春までは三振にこだわっていたが、どうしても制球で苦しんだので意識を変えた。球数を少なくしようという意識です」

 スタンドで視察した葛西担当スカウトも成長ぶりにうなずく。「投球リズムも良くなった。先発完投型。即戦力で使える」。23日の代表決定戦・仙台大戦での登板は未定だが、小野自身は「先発で行けと言われたら、いつでも行く準備はできている。粘り強く、なるべく失点を抑えたい」と連投も辞さずだ。

 栄えあるドラフト指名にも、目標はいささかもぶれない。「(阪神について)まだ全然意識していない。今は神宮大会に行くことがチームとしての目標。今はそこに集中している」。泰然自若の姿勢で、まずは仲間との悲願に突き進む。 (久林 幸平)

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