黒田 引退の決意の背景に「9回を投げられない体になった」

[ 2016年10月18日 20:06 ]

引退会見を行う広島・黒田
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 広島の黒田博樹投手(41)が18日、広島市内のホテルで記者会見を行い、今季限りで引退することを表明、会見後に記者団の取材に応じた。

 ―決意の固さは

 「きょうオーナーにあいさつに行った時も言わせてもらったんですけど、今まで先発して完投してというスタイルでやってきて、9回を投げられない体になったというところで、やっぱりほかの選手に対しての示しというか、そういうのを見せられない歯がゆさというのは常にあったので。それ(リーグ優勝)も大きかったですね。いい経験をさせてもらいました」

 ―もし優勝していなかったら

 「それは分からないですね。自分の中では、それは分からないですね」

 ―監督とは

 「オーナーあいさつの後に、いろいろ、お話しさせてもらいました」

 ―このタイミング

 「一番は一緒に戦った仲間、監督、コーチ、裏方さん含めて、一番に伝えないといけないと思っていたので、こういう順序になりました」

 ―最後の登板になる日本シリーズ。自分の期待感

 「どういう心境で、どういうマウンドになるか全然分からないですけど、いつも通り変わらず、今まで、今日が最後だとマウンドに上がっていたんで、本当にそれがリアルになるんで、どういう心境になるか、まだ想像がつかないです」

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2016年10月18日のニュース