巨人・岡本 外野挑戦へ 出場機会確保へ内野と“二刀流”

[ 2016年10月18日 08:14 ]

 巨人の岡本和真内野手(20)が来季から外野に挑戦することが17日、分かった。

 本職は三塁手で一塁もこなすが、首脳陣は出場機会を増やすために、新たなポジションにも取り組ませる。岡本は今オフから練習し、内外野の「二刀流」で1軍定着を目指す。

 秋季練習が川崎市のジャイアンツ球場で始まり、3年ぶりのV奪回を目指す高橋監督は「若手の台頭、新しい選手がレギュラーをつかむ。チームにとって大きな課題と思う」と語った。その筆頭候補が現在、宮崎でのフェニックス・リーグに参加中の岡本。2年目の今季、1軍出場は3試合に終わったが、2軍では18本塁打を放ち、74打点でタイトルを獲得した。

 阿部、村田がいる一、三塁だけでなく外野も守れれば、チャンスは広がる。オフにはプエルトリコのウインターリーグに参加し、実戦で打力を磨く。「20代の(レギュラー)選手となると、今年のオーダーを見ても坂本しかいない」と指揮官。外野手の立岡、重信は二塁に挑戦する。複数ポジション制で定位置争いを活性化させ、若手をあおり、戦力の底上げを図る。

続きを表示

2016年10月18日のニュース