【日本S注目記録】大谷 勝利投手&V弾なるか 稲尾&堀内以来の快挙

[ 2016年10月18日 11:01 ]

日本ハムの大谷
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 22日からは日本ハムと広島による日本シリーズが開幕。ここでは、頂上決戦初出場を果たした大谷翔平投手(22)が狙える投打二刀流の記録に注目する。 (記録課・志賀 喜幸)

 投手として10勝、打者として打率.322、104安打、22本塁打、67打点をマークした今季。06年以来10年ぶりの日本一奪還に向けて日本シリーズでも投打両面での本領発揮が期待される。

 大谷のような本格的二刀流ではないものの、打者顔負けの打撃を披露した投手は過去にも存在した。日本シリーズの投手による本塁打は50年松竹第3戦の荒巻淳(毎日)から86年西武第8戦の金石昭人(広)まで9人で10本。うち、自らの決勝弾で勝利投手という神がかりな活躍は58年巨人第5戦の稲尾和久(西鉄=サヨナラ)、73年南海第3戦の堀内恒夫(巨=先制)が見せており、大谷なら3人目の快挙も十分可能だ。

 また、日本シリーズで本塁打と勝利投手の両方を記録した選手となると、さらに絞られ、前記の稲尾、堀内に加え、藤本英雄(巨)、別所毅彦(巨)、クライド・ライト(巨)の合計5人だけ。最後にマークしたライトが76年というから、新たに達成すれば、実に40年ぶりとなる。

 なお、勝利と本塁打をマークした過去5人が本塁打を放った状況を調べると、いずれも投手出場試合の打席で打ったもの。大谷の場合は投手としてだけでなく、DHや代打出場の可能性もあり、投手出場時に勝利を挙げ、打者出場時に本塁打を放てば、史上初のケースにもなるがどうか。大谷にはチームのVと自身の記録に向け、二刀流での大暴れを期待したい。

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