ロッテ 下克上暗雲…CS初戦初黒星 万全継投のはずが内大乱調

[ 2016年10月9日 06:30 ]

パ・リーグCSファーストS第1戦 ( 2016年10月8日    ヤフオクD )

<ソ・ロ>8回1死満塁、今宮に左前適時打を打たれた内
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 ロッテが6度目のファーストSで初めて初戦を落とした。同点の8回に救援したセットアッパーの内がつかまった。

 2安打2四死球の乱調で1アウトしか取れず2失点。試合後はパーカのフードをかぶり「状態は万全だったか」との問いに「そうです」と答えるだけで足早にバスに乗り込み、悔しさをのぞかせた。

 今季ソフトバンク戦は5試合で5回1/3を投げ、防御率0・00。右肘痛で7月から2カ月間は離脱したものの、今季34試合登板で1敗しかしていない右腕への信頼は厚かった。7回2失点のエース涌井を110球で降板させ、盤石のリリーフ陣で無失点でしのぐプランだったが、結果的には内が誤算だった。伊東監督は「ここまで来たら誰が良かった、誰が悪かったとかではない」と冷静に敗戦を受け止めた。

 負けられない一戦。先発を託された涌井は2―0の初回1死二塁で柳田を迎えると、左足を踏み出してから投げるのをやめる珍しいボークを記録。「内角に投げようと思ったら田村が外角に構えていて、投げたら打たれる、やばいと思ってやめた」。それほど1球に細心の注意を払ったが、リードを保って救援陣につなぐことはできなかった。

 9日の第2戦に負けか引き分けで、初のファーストS敗退が決まる。崖っ縁に立たされた下克上のロッテ。伊東監督は「接戦だったので、悲観することなく切り替えていく」と前向きだ。もう勝つしかない。(渡辺 剛太)

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