ダル 痛恨プロ初4被弾 狙われた「直球主体で行き過ぎた」

[ 2016年10月9日 05:30 ]

ア・リーグ地区シリーズ第2戦 ( 2016年10月7日    アーリントン )

<レンジャーズ・ブルージェイズ>4被弾を含む5失点で敗戦投手となったダルビッシュ
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 ナ・リーグの地区シリーズが7日(日本時間8日)に開幕し、両リーグで地区シリーズ4試合が行われた。レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)はブルージェイズ戦に先発し、日米通じて初の1試合4被弾、1イニング3被弾を喫して5回5失点で敗戦投手になった。チームは2連敗で、リーグ優勝決定シリーズ進出へ崖っ縁に追い込まれた。

 次々とスタンドに吸い込まれる白球を目で追い、ダルビッシュは信じられないといった表情を浮かべた。許した5安打のうち4本が本塁打。1試合4被弾、1イニング3被弾はいずれもプロ12年目で初となり、「走者がいないところでも真っすぐを狙ってきていて、そこを相手にうまく打たれたなという感じ。(変化球でも)ストライクを取れていないわけではなかったので、真っすぐ主体で行き過ぎた」と悔やんだ。

 味方が1点差に迫った直後の5回。先頭のピラーに左越えに運ばれると、1死後にカレラ、2死後にエンカーナシオンにもソロ本塁打を被弾。先発9人中6人が20本塁打を超え、直球が得意なブ軍打線のえじきとなった。2回のトロウィツキーの2ランを含め、4発は全て狙ったコースと逆にいった速球を打たれたもの。ジェフ・バニスター監督は「4つの失投。外に投げるべき球が内に入った」と指摘した。

 球威で押すフォームへの微調整が裏目に出た。地区シリーズ前には「ここ数年、ずっと制球を気にしすぎていて、そういうところからくるフォームの乱れを修正した」と説明し、この日は左足を下ろしていく際に一瞬タメをつくるフォームで投球。常により良いものを追い求めてフォームを変えるが、相手を封じる球威はなく、制球ミスが命取りとなった。

 土俵際からの連勝で第5戦にもつれれば、中4日で先発する予定。「いつもの調整をする以外にない」と祈るように話した。(アーリントン・奥田 秀樹通信員)

 ≪PS史上8人目≫ダルビッシュは、日本ハム時代は1試合2被弾がワーストで通算9度。1イニングではプロ初登板の05年6月15日広島戦で2被弾を1度だけ喫している。レンジャーズでは過去に1試合3被弾が2度、1イニングでは2被弾が4度。ポストシーズンでの1試合4被弾は大リーグ史上8人目。

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