マーリンズ退団のボンズ打撃コーチ 自身のブログでお別れの言葉

[ 2016年10月7日 16:29 ]

マーリンズの退団が決まったバリー・ボンズ打撃コーチ (AP)
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 マーリンズを退団することが決まったバリー・ボンズ打撃コーチ(52)が6日に自身のブログを更新。「マーリンズ球団、選手、そしてファンの皆様に感謝」というタイトルで、お別れの言葉を綴った。

 昨季のマーリンズは打力が課題。613得点はメジャー29位で、出塁率と長打率を足したOPSも6割9分4厘の26位と低迷。この状況を改善すべく、チームはオフにホームランキングのボンズを打撃コーチとして招へいした。

 だが、今季の結果を見てみると、655得点は27位で、OPSは7割1分6厘の25位。大きな変化は見られず、さらに、こちらも新任のマッティングリー監督や主砲のスタントンと関係がうまくいっていないといった報道もあった。はっきりとした理由は定かではないが、結局、1年でマーリンズを去ることに。以下はブログの内容となる。

 「マーリンズで過ごした時間は自分の野球人生の中でも貴重な経験の一つ。ローリア・オーナーから声を掛けていただいたことに感謝している。1年だけだったが、自分の打撃に関する知識などを才能あふれる選手たち伝えることは楽しかった。シーズンが進むにつれて、打撃が向上した選手を誇らしく思う。彼らには来季へ向けて努力を続けて欲しい。自分のことに関して言わせてもらえば、今後がどうなるか楽しみ。野球はこれからも自分の一部であり続ける」。

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2016年10月7日のニュース