インディアンス先勝!レッドソックス追い上げ及ばず 上原1回無失点

[ 2016年10月7日 12:41 ]

ア・リーグ地区シリーズ第1戦 ( 2016年10月6日    クリーブランド )

<ア・リーグ地区シリーズ第1戦>8回から登板したレッドソックスの上原 (AP)
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 ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第1戦は6日(日本時間7日)にクリーブランドで行われ、インディアンスがレッドソックスの追い上げを振り切り先勝した。レッドソックスの上原浩治投手(41)は8回から登板して1イニングを無失点。田沢純一投手(30)は今シリーズの出場登録25人から外れた。

 インディアンスは1―2とビハインドの3回に本塁打攻勢。ペレス、キプニス、そしてリンドーア、3本のソロ本塁打で4―2と試合をひっくり返した。5回には1死二塁の場面でキプニスの中前適時打が飛び出し、5―3に。

 先発のバウアーは5回途中3失点で降板。3番手・ショーが8回に被弾して1点差とされたが、守護神のアレンが8回途中からマウンドに上り、それ以上の失点を許さなかった。

 レッドソックスは今季メジャー最多の22勝を挙げたポーセロが先発。しかし、インディアンス打線につかまり、5回途中5失点でマウンドを降りる結果となった。4番手の上原は4―5とビハインドの8回から登板。先頭のラミレスに内野安打を許したが、続くチゼンホールを4―6―3の併殺打、クリスプは一ゴロに打ち取り、結果的に3人でイニングを終らせた。

 打線は初回にラミレスの適時打で幸先良く先制。3回にはルーキーのベニンテンディ、5回にはリオンがそれぞれソロ本塁打を放ち、8回にはホルトの右越えソロで1点差に迫ったが、あと一歩及ばなかった。

 ▼上原の話 1点差ならいくと言われたので、その意味では良かったが(味方の攻撃が長引いて)間があいたのは、やりづらかった。レギュラーシーズンと同じ気持ちでマウンドに上がったが、スプリットはもっと低めに投げないといけない。

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