西武・辻新監督 “野村ID”注入へ「配球とか活用」

[ 2016年10月7日 05:30 ]

秋季練習を視察に訪れ選手らにあいさつする辻新監督(左)
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 西武の辻新監督が「辻ID野球」で、3年連続Bクラスに沈む古巣を立て直していく方針を打ち出した。

 西武第2球場で始まった秋季練習を視察しコーチ、選手と対面。「もう来季は始まっている。新生ライオンズとして優勝を目指して頑張りましょう」と熱いメッセージを送った。

 コーチ陣と対面すると「ノックを入れてほしい」と予定にはなかった守備練習を追加するように注文。チームの低迷を招いた守備力の強化が最大の使命だが、攻撃面では西武からヤクルトに移籍した際に野村克也監督から学んだ「野村ID野球」をアレンジした「辻イズム」を注入する。「野村さんのデータのように、配球とか活用できるものはした方がいい」。野村監督の下で、96年までヤクルトでプレーした橋上作戦コーチの存在も大きく、「辻監督の要望に応えられるようにデータの準備をして、サポートしたい」と力を込めた。

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