ハム 増井がCSファイナルS第2戦先発有力に 第1戦は大谷内定

[ 2016年10月7日 05:30 ]

日本ハムの増井
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 日本ハム・増井浩俊投手(32)が13日のCSファイナルS第2戦(札幌ドーム)に先発することが有力となった。

 12日の第1戦は二刀流の大谷が任されることですでに内定。2戦目はチーム勝ち頭の11勝をマークした有原も先発候補だったが、8月に先発転向し、抜群の安定感を発揮してきた増井に白羽の矢が立った。

 今季開幕直後はクローザーとして防御率6・30と不調だったが、先発転向後は9試合で7勝1敗、防御率1・18。特に9月は5戦5勝で自身初の2桁10勝に到達し、月間MVPの最有力候補に挙げられている。

 CSファイナルSへ向け、吉井投手コーチは「短期決戦なので最初から(対戦相手を)やっつけた方が有利」と語っており、第3戦に有原、第4戦は3年目でブレークした高梨の「10勝カルテット」を並べて早めの決着を狙う。また、5戦目以降はメンドーサ、ルーキー加藤を準備し、12年リーグ制覇したときのMVP左腕・吉川も先発とロングリリーフの両にらみで調整させていく。

 また、増井はメキシコ、オランダと戦う11月の侍ジャパン強化試合のメンバーに選出される見通しとなった。守護神から先発へ華麗なる転身を遂げた32歳は、リリーフとしても起用できる貴重な存在となる。

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2016年10月7日のニュース