【CSキーマン】ソフトB本多 ロッテ2枚看板と相性抜群

[ 2016年10月7日 10:10 ]

CSに向け打撃練習を行う本多
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 リーグ優勝は逃したが3年連続日本一へ、まずは超短期決戦の第1Sを突破しないことには始まらない。ロッテが先発させてくるであろう涌井、石川に対してレギュラーシーズンで抜群の結果を残したのが本多だ。

 「そんなに打っているとは思っていなかった。もちろん、嫌なイメージは持ってなかったですが…」。石川には打率・375、涌井に対しては何と打率・444。長打でなくても塁に出れば自慢の足を生かせるだけに、チャンスメークの期待がかかる。

 「走る勇気は持ちたい。序盤は思い切ってスタートを切ればいい。終盤は100%成功させなければいけないけれど」

 1点を争う試合で機動力は大きな武器となる。「CSは重圧も大きいけれど(第1Sは)ホームゲームなので、そこは有利かな」。第1Sの経験もあり「どんな形でもいいから先制点が欲しい」と戦い方の鉄則は頭に入っている。今季は3年ぶりに100試合を突破し110試合に出場した。一からレギュラーの座を勝ち取ったベテランの意地を見せる時がやってきた。

 ▼ソフトバンク担当・田中貴久 昨秋のキャンプから今季に懸ける本多の意気込みを見てきた。一からの再出発に向けて練習に打ち込んだ姿は今も目に焼き付いている。

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2016年10月7日のニュース