“ドジャースの声”スカリー氏 実況アナ67年のキャリアに幕

[ 2016年10月3日 13:26 ]

放送席からファンに手を振るビン・スカリー氏(左)とジャイアンツの名選手ウィリー・メイズ (AP)

 ドジャースの専属アナウンサーとして長年、実況を務めたビン・スカリー氏(88)が2日にサンフランシスコで行われたジャイアンツ―ドジャース戦でそのキャリアに幕を閉じた。

 スカリー氏はドジャースがまだブルックリン時代の1950年からマイクの前に座り、今季が67年目。同一チームのアナウンサーとしては史上最長記録で、1982年には米国野球殿堂から優れた試合放送関係者へ贈られるフォード・C・フリック賞が授与された。しかし、“ドジャースの声”も今季限りで聞き納め。自身最後の放送はこう締めくくられた。「この言葉はずっと言い続けてきましたが、これが最後になりますね。皆様、素晴しい午後をお過ごしください」。

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2016年10月3日のニュース