中日・森新監督 FA平田&大島に残留要請「“必要としてる”と言った」

[ 2016年10月3日 05:30 ]

練習前に選手らにあいさつする中日の森新監督(中央右)

 9月29日に就任した森繁和新監督(61)が2日、ナゴヤドームでの秋季練習に参加。国内FA権を取得した平田、大島に自ら、残留要請していたことを明かした。

 「“必要としてる”と言った。ただ権利は自分のもの。ゆっくり話をしたらいいとも言った」

 就任会見で「チクチク電話するかも」と発言していたように、大島には前日までに直接電話。平田には練習開始前に「来年も戦力として考えている」と言葉をかけた。平田は「そう言ってもらい非常にうれしい」と語り、大島も「(響いたもの)それはあります」と真摯に受け止めた。

 残留濃厚の主砲ビシエドについても言及。「サインはしていないけど、口約束だが契約は終わった」と自信を見せる。円陣では「最下位で終わったという屈辱、悔しさを各自胸のどこかに置いておいてくれ」とゲキ。新指揮官の動きはグラウンド内外とも迅速だった。 (細川 真里)

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2016年10月3日のニュース