【DeNA三浦手記】ちょっと前の広島に似ている…近い将来、優勝できる。絶対に

[ 2016年9月30日 10:05 ]

<D・ヤ>7回、筒香と涙ながらに抱き合う三浦

セ・リーグ DeNA6―11ヤクルト

(9月29日 横浜)
 【DeNA・三浦手記】最高のチームメートに恵まれた。交代のときには内野の選手も外野の選手も集まってくれて。目には涙をためてくれていた。リリーフカーが出てきた後ろで、中継ぎ陣がブルペンから出て手を振ってくれたのもちゃんと見えたよ。本当に感謝しかない。

 改めていいチームになったなと実感する。投手陣でいえば、ローテーションが組めない、組めないと言われてたのが余ってるんだもん。俺がいるとこないよ…と思う。野手で言えば筒香が4番に座って、軸ができたのが大きい。可愛い後輩だから、こんなに成長してくれて本当にうれしい。

 筒香には入団直後の春季キャンプでシート打撃で対戦して、逆方向へフェンス直撃のツーベースを打たれたのを覚えてる。粗削りやけどモノが違うと思った。凄く研究熱心で、一生懸命練習しているのを見ていた。今や日本の4番だもんね。

 今のDeNAを見て思うのは、ちょっと前の広島に似てるなということ。ずっとBクラスだったのがCSを経験したことでグッと成長した。確か13年かな。それで、今年は優勝。うちもやっとCSに出ることができて、若い選手がどんどん出てきた。優勝も近い将来、経験できる。絶対に。

 これから戦うプレーオフは独特な雰囲気がある。98年日本シリーズを思い出すね。「よっしゃ!やってやろ!」と気合入れまくりだった。でもその時、西武ドームは屋根が付いてなくて。雨で3戦目が中止になった。今日も雨だったけど、その時から雨男だった。で、スライド登板になった。

 「OK!もう一日!」って思ったけど、いざマウンドに上がったら、まあ力む、力む…。自滅して3回1/3、4失点KO。自分をコントロールできずに自滅した。あの日は宿舎の部屋から一歩も出なかった。人と会いたくないし、引きこもりよ。試合後の記憶ないもん。だから優勝したときはうれしいというより、ホッとしたって感じだった。

 自分の経験からも言えることだけど、いつも通りに戦うことは一番難しい。でも、今は筒香がキャプテンとしてどっしりしているからチームの雰囲気もいい。今の若い選手が個々の力を出し切れば、勝てる。CSに投げたいか?そんな、おこがましいことは言えないよ。チームはこれからポストシーズンを迎える。今日で現役は引退したけど、2016年は最後の最後まで一緒に戦うよ。ヨ・ロ・シ・ク! 
(横浜DeNAベイスターズ投手)

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