入団当時の投手コーチが証言 三浦の凄さ「何球投げても壊れない」

[ 2016年9月30日 05:30 ]

<D・ヤ>119球を投げた三浦
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セ・リーグ DeNA6―11ヤクルト

(9月29日 横浜)
 DeNA・三浦の入団当時に投手コーチを務めた小谷正勝氏(現ロッテ2軍投手コーチ)は「詰め将棋みたいな投球」と評した。

 初球から決め球にいくにつれ、どんどん厳しいコースに散らばる。2死満塁、フルカウントからフォークボールを投じられる投球術があった。「駆け引きは教えてできるもんじゃない。真ん中に速球を投げて満塁本塁打で4点取られるか、押し出しの1点はいいからフォークを投げるか。(若い時から)投球術を持ち合わせていた」と語った。

 1メートル83、88キロの体格の中で特筆すべきは、パーツの可動域だ。小谷氏は「何球投げても壊れない体だった」と証言する。ためをつくる独特の二段モーションともいえる投法を習得して飛躍し、「投げる時に力んで首は後ろ(背中の方に)に入っていたが、二段モーションにしてなくなった」と同氏。二段モーションを不正投球として厳格に適用するとした06年に苦しんだが、改良を重ねて絶妙なバランスをつかんだ。

 02~04年にバッテリーを組んだ中村武志氏(現韓国・KIAコーチ)は「首を振ったときは直球が多かった。強いハートがあった。勝ち数と同じくらい負け数もあったけど、それも勲章」と言った。繊細な1球には、強い気持ちが込められ、プロ25年の時を重ねた。

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