オリ小松 涙の引退登板 8度宙に舞った「キターッ!」締め

[ 2016年9月29日 21:48 ]

<オ・楽>現役最後のマウンドで投げる小松

パ・リーグ オリックス2―10楽天

(9月29日 京セラD)
 今季限りでの現役引退を表明しているオリックスの小松聖投手(34)が29日、京セラドームで本拠地最終戦となる楽天戦に先発し、涙のラスト登板を果たした。

 大歓声を背に先発マウンドに上がると、右手をプレートに当ててから投球練習。先頭の島内に対し、カウント2ボール2ストライクからの5球目直球をはじき返され、一、二塁間を破る安打を許した。小林投手コーチがマウンドに足を運び、ねぎらいの言葉をかけ、代わって登板した金子と握手を交わした。これが現役ラスト。ベンチに戻る際には目を潤ませ、ユニホームの左袖で目元を拭う場面もあった。

 試合後には引退セレモニーが行われ、ナインの手によって8度、宙に舞った小松は「私にはまだ夢の続きがあります。その道筋に責任を持って覚悟を決めて取り組んでいきたいと思います。10年間、ファンの皆さんにはヤキモキさせることが多かったわけですが、こんな私でも10年間、愛してくださった皆さん、本当にありがとうございました」とあいさつ。今後も指導者などでチームに残る予定で、最後は観客と右手を突き上げ「キターッ!」の決めセリフで締めた。

 小松は06年ドラフト希望枠でオリックスに入団し、08年には15勝3敗の好成績で新人王を獲得。チームの2位躍進、初のクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。09年にはWBC日本代表にも選出されるなど一時代を築いたが、13年以降は勝ち星がなく、今季も4試合で0勝1敗だった。

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