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【木田優夫画伯 球界絵日記】栗山監督、今日だけは心からの笑顔を

[ 2016年9月29日 08:45 ]

栗山監督への色紙を手に笑顔を見せる木田GM補佐

パ・リーグ 日本ハム1―0西武

(9月28日 西武プリンス)
 「木田画伯」こと日本ハムの木田優夫GM補佐(48)が、スポニチ本紙に得意の絵日記とともに特別寄稿した。昨季から球団フロントとして古巣復帰。2000年に「DAKY~僕のサムライ野球~」を共著するなどプライベートでも深い親交があった栗山監督の苦悩を間近で見てきた。そんな指揮官の胴上げを見ながら万感の思いをつづった。
【木田画伯の球界絵日記】

 4年ぶりのリーグ優勝が決まりました。2012年、僕は選手としてファイターズに在籍していましたが、優勝決定の瞬間は2軍にいて、日本シリーズには同行していましたが負けてしまいました。その後、独立リーグで2年間プレーした後、昨年ファイターズに戻ってきて、初めて優勝の瞬間を味わえたことに感謝しています。

 この優勝は監督、コーチ、選手、裏方、スタッフ、球団職員、そして今年ファイターズを応援してくれた全ての皆さんの力で勝ち取った優勝だと思います。本当にありがとうございます。

 僕の仕事はアマチュアを見に行くことが多く、チームといつも一緒ではありませんが、栗山監督と話す機会はたくさんありました。監督とは、僕がメジャー挑戦を考えたときに相談に乗ってもらったときからたくさん話をしてきましたが、今年の笑顔は昔と違いました。

 昨年は大差をつけられての2位で終わり、今年は優勝しなければいけないと臨んだシーズンでした。試合に勝った後、監督室では笑っていますが、優勝するためには勝ってもその日の反省、次の日の心配が出てくるので本当に笑っているように見えませんでした。負けた日は笑顔もなく長い時間、考え込んだ後、悩んだまま帰っていく姿を何回も見ています。

 今日はいつも以上の笑顔でしたがCS、日本シリーズのことも既に考えていると思います。ただ、今日だけは心から笑っていいし、笑っていてほしいと思いました。 (日本ハムGM補佐)

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