栗山監督感動 最大11・5ゲーム差ひっくり返す「優勝…うれしいっす」

[ 2016年9月28日 21:34 ]

<西・日>胴上げされる日本ハム・栗山監督

パ・リーグ 日本ハム1―0西武

(9月28日 西武プリンスD)
 日本ハムが4年ぶり7度目のリーグ優勝を決め、栗山監督が選手たちの手で8度宙に舞った。

 敵地での優勝決定。この日は西武の本拠地最終戦とあって、胴上げ後に行われた優勝監督インタビューを「ライオンズファンの皆さん、最終戦セレモニーの前ですが、少しだけ時間をください」と切り出した栗山監督は「ピッチングは1回もほめたことがないんですけど、最高でした」と15三振を奪って西武打線を1安打完封した大谷に最高の賛辞を送った。

 6月には首位・ソフトバンクに最大11・5ゲーム差をつけられた。だが、7月に球団新記録となる15連勝を飾り、最後はソフトバンクとの抜きつ抜かれつのデッドヒートを制して栄冠を勝ち取った。「僕自身は諦めていなかった。それを教えてくれたのはファイターズの選手でした」と栗山監督。「夏場ぐらいから僕はほとんど何も言っていない」と選手の成長に感謝し、「優勝…うれしいっす」と思わず“若者言葉”も飛び出すほど歴史に残る逆転優勝の味を噛みしめていた。

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2016年9月28日のニュース