ソフトB気迫勝ち Vスクイズの福田「本当にしびれました」

[ 2016年9月27日 21:46 ]

<ロ・ソ24>スタンドに手を振る福田

パ・リーグ ソフトバンク3―2ロッテ

(9月27日 QVCマリン)
 ソフトバンクの福田秀平外野手(27)が負ければ3連覇を逃す一戦で、決勝点となるスクイズを決め、ロッテを振り切った。

 同点に追いつかれ、迎えた9回1死一、三塁。ロッテの3番手・松永から福田は一塁へスクイズを決め、三走・城所が生還。これが決勝点となり、チームは3連覇へ望みをつないだ。

 試合後はお立ち台で「本当にしびれました」と第一声。スクイズを決めた場面を「絶対失敗できない状況」振り返りながらも、「前に転がってくれてよかった」と安どの表情を浮かべた。

 この日の勝利で、優勝へのマジックを1としながらも西武に敗れた首位・日本ハムのVを阻止。「とにかく勝ちたかった。絶対勝とうという空気がベンチに流れていた。僕らが負けて優勝させるわけにはいかない」と気迫でロッテを上回った。次戦以降も敗北は許されない厳しい戦いとなるが福田は「負けるつもりはない」と力強く勝利を約束していた。

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