イチロー 背番16で左前打!天国のフェルナンデス投手にささげる勝利

[ 2016年9月27日 12:15 ]

試合前に行われた追悼セレモニーで、事故死したフェルナンデス投手のユニホームを着てメッツの選手と抱き合うマーリンズのイチロー(中央)
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ナ・リーグ マーリンズ7―3メッツ

(9月26日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は26日(日本時間27日)のメッツ戦に代打で出場し、2試合ぶりの安打となる左前打を放った。その後の守備には就かず、打率2割9分1厘。

 エースのホセ・フェルナンデス投手を事故で失ったマーリンズはこの日が事故後初の試合。選手は全員、故人を悼み背番号16をつけてプレーした。

 背番号16のイチローは7―3とリードした7回、2死一塁の場面で登場。メッツの2番手・エジンの投じた外角のストレートを見事なバットコントロールで左前に運んだ。この一打で2死一、三塁と好機を迎えたが、続くゴードンが倒れ、追加点とはならなかった。

 試合はマーリンズがこのまま7―3で終了して2連勝。試合後にはコーチ、選手の全員がマウンドを囲み、天国のフェルナンデス投手に勝利を報告した。

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