ロッテ 延長10回大地サヨナラ打“仮想CS”で「自信」

[ 2016年9月27日 05:30 ]

<ロ・ソ>10回1死満塁、サヨナラ打を放った鈴木(中央)を祝福する涌井(右)

パ・リーグ ロッテ3―2ソフトバンク

(9月26日 QVCマリン)
 既に3位が確定しているロッテが、CSに弾みをつける劇勝だ。2―2の延長10回1死満塁で鈴木がサヨナラ中前打。ソフトバンクとはここまで7勝14敗1分けと大きく負け越していただけに、伊東監督は「この先戦う相手。次につながるゲームがしたかった。いい勝ち方」と満足そうだった。「CS前哨戦」とも言える3連戦の初戦を獲り、殊勲の鈴木も「凄く自信になる。相手が嫌なイメージを持ってくれたら」と胸を張った。

 2点を追う7回には中村が6号同点2ランを放った。試合前まで打率.189と絶不調の男は、3安打2打点で「打率が打率なので割り切って振ろうと心掛けている」と吹っ切れた様子。右膝を痛めていた中継ぎの大谷も8月2日以来の登板で9回の1イニングを無失点に抑えた。CSに向けて、戦力が整ってきた。(渡辺 剛太)

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