DeNA 2位巨人をボコボコ2戦9発!1.5差 筒香は松井超え43号

[ 2016年9月25日 05:30 ]

<D・巨>花火が打ち上げられる中、お立ち台でタオルを掲げる(左から)梶谷、筒香、宮崎

セ・リーグ DeNA6―5巨人

(9月24日 横浜)
 横浜スタジアムは雨を吹き飛ばすような熱気に包まれていた。5―5の7回2死三塁。DeNAの筒香が打席に立つと巨人ベンチは当然の敬遠策に出た。すると大観衆から一斉にブーイング。この時点で勝負は決していたのかもしれない。

 続く宮崎の一塁手の頭上をフラフラと越えた打球が二塁内野安打となり、勝ち越し。4番の圧倒的な存在感が、決勝打を呼び込んだ。

 前夜は6本塁打で巨人投手陣を圧倒し、本拠地に戻ったこの日は鮮やかな逆転勝ち。最後の直接対決で2連勝し、1・5ゲーム差に接近した。その中心にいる筒香は「どんな試合でも、チーム全員が勝つという意識でやっている。そういう思いが結果に出ていると思います」とうなずいた。

 大詰めに来て、再び筒香が「ゾーン」に入った。1―5の6回。先頭の梶谷のソロで1点を返すと、1死後、内海の内角低め、完全なボール球のフォークを豪快にすくい上げた。打球は右翼席上段へ。主砲は「カジさんが勢いをつけてくれた」と謙遜するが、この一発で内海をKO。今季43号は、高卒7年目では、尊敬する巨人・松井秀喜(99年)の42本を超えた。

 「試合でベストなパフォーマンスができるように、準備はしている」。前日の第3打席から7打席連続出塁で、うち3本が本塁打。ラミレス監督は「勝負してもらえないと思って打席に立っている時と、どんな球も見逃さずに打つぞと思っているゴウ(筒香)は全く別人。今はそういう状態にある」と話す。指揮官の言葉通り、ここ2試合の9打席でストライクの見逃しは一球もない。どんな球種でも、どんなコースでも、打ちにいける状態にある。

 チームは今季2度目の5連勝で8月8日以来の勝率5割に復帰。「CS前哨戦」に2連勝したラミレス監督は「相手へのダメージにもなるし、我々にとっての自信にもなる」と手応えを口にした。雨で試合開始が遅れたにもかかわらず2万7923人が集まった横浜スタジアム。筒香はお立ち台で誓った。「ここ本拠地でCSをできるように頑張ります!」。残りは2試合。全部勝つのみだ。 (中村 文香)

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