オリ福良監督 ドラフトで投手大量指名を要望 競合しても即戦力狙い

[ 2016年9月24日 07:30 ]

創価大の田中

 オリックスの福良淳一監督(56)は23日、来季の巻き返しに向け、今秋ドラフト会議において投手の大量指名を球団に要望した。

 「エースになれるような投手。高校生でも即戦力なら競合してでも行くべき。(指名選手の)ほとんどが投手でもいい」

 エース金子が7勝8敗と黒星先行するなど、先発投手で貯金をつくっている投手はゼロ。西、ディクソンの9勝が最多で23日現在、2桁勝利している投手もおらず、チーム防御率4・14はリーグワーストという惨状だ。

 現時点での最上位候補に創価大・田中、桜美林大・佐々木千、横浜・藤平、作新学院・今井らを挙げているが、いずれも競合が予想される。抽選については「オレは運がないから…」と指揮官は回避する意向を示したが、エース候補を指名する方向性に変わりはない。2位以下においても投手を基本線に戦略を練る。

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