マー君 右腕張りで次戦27日回避へ 手首寄りで軽症強調

[ 2016年9月24日 05:30 ]

ヤンキースの田中

ア・リーグ ヤンキース0―2レイズ

(9月22日 セントピーターズバーグ)
 ヤンキースの田中将大投手(27)が右前腕部の張りのため、26日(日本時間27日)に予定していたブルージェイズ戦の先発を回避することが22日(同23日)に決まった。5日間はボールを使わず調整する。レギュラーシーズンは10月2日(同3日)に終了するが、今季中に復帰できる見通しという。

 田中は21日のレイズ戦に先発し、6回4失点で14勝目。登板後に違和感を覚え、一夜明けて磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。患部は14年に痛めた右肘のじん帯ではなく、前腕の手首寄りで症状は軽いという。「全然心配していない。チームにとって大事な時で、こういうふうになってしまうのは悔しい」と田中。ジョー・ジラルディ監督は「今回はじん帯ではないし関係ない。非常に軽い張りで、心配はしてほしくない」と大事を取ったものだと強調した。

 今季ここまではローテーションを守り31試合に登板。199回2/3を投げ、リーグトップの防御率3・07と安定感を誇ってきた。チームはこの日のレイズ戦に敗れ、ワイルドカード2位のタイガースとは3ゲーム差となり、プレーオフ進出へ厳しい状況に置かれている。

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2016年9月24日のニュース