糸井 先頭打者弾含む3発で上機嫌「きょうは筒香と呼んで」

[ 2016年9月16日 05:30 ]

<日・オ>2回1死一塁、2ランを放った糸井

パ・リーグ オリックス5-1日本ハム

(9月15日 札幌D)
 バスに乗り込む直前、上機嫌のオリックス・糸井が宣言した。「きょうは筒香と呼んでください!」。もっか40本でセの本塁打キングを走るDeNAの主砲を例に出して、自らの爆発ぶりを称した。初回、メンドーサの初球直球を右翼席へ運ぶ13号ソロで先制。DeNA桑原も初回表の初球先頭打者弾を放ち、同日での2球場での達成は史上初のことだったが、糸井はそれだけでは終わらなかった。

 2回には、1死一塁でまたもメンドーサの直球を右翼席に運ぶ14号2ラン。さらに7回の先頭、鍵谷の初球150キロを見逃さず、逆方向に運ぶ豪快な15号ソロ。1試合3発はプロ13年目でも初めてで、球団の日本人選手では93年の藤井康雄以来23年ぶりの快挙だ。リーグ優勝を争う日本ハムに冷や水を浴びせた。

 今季3月に国内FA権の取得条件を満たした。行使すれば阪神など複数球団が名乗りを上げる可能性があり、今オフは動向に注目が集まる。史上最年長タイを目指す盗塁王と、爆発力のある打棒で、糸井株はさらに上昇。そして、最大の魅力は宇宙人とも称される独特の感性だ。

 古巣の札幌ドームでのヒーローインタビューで、いろんな思いがあるかと聞かれて「あります」とニヤリ。12年まで在籍した日本ハムのファンにメッセージを求められ「ちょっと、頑張ってください」と糸井語録で笑いを誘った。チームは最下位低迷で秋風漂うが、「優勝争いをしているチームがうらやましいが、一試合一試合全力でやるだけです」と反攻宣言。目が離せなくなってきた。

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