追う立場のソフトB 4打点内川も浮かれず「もっと早く打てや」

[ 2016年9月11日 18:14 ]

<ソ・西>ファンとタッチを交わす内川

パ・リーグ ソフトバンク8―5西武

(9月11日 ヤフオクD)
 日本ハムを追う立場のソフトバンク。4番でキャプテンを務める内川は3ランを含む4打点の活躍にも「チャンスで回してくれて結果が出ていなかったので、何とか還したいという思いと、心の中では『もっと早く打てや』と思っていました」と浮かれなかった。

 9回まで3点リード。「4番とキャプテンがもう少し頑張れていれば、もっと楽な展開だったのかなと思います」と反省の弁。それでも今季苦しんだ摂津に白星が付いたことに「勝ちをつけたいという思いもありました」と、日本ハムとの差が0・5に縮まった、もう一人の立役者をねぎらった。。

 摂津とバッテリーを組んだ高谷はけがから約2カ月ぶりのスタメン復帰。「正直、悔しい気持ちがありまして、なんとかシーズン中に間に合わせるようにという気持ちでリハビリしました」とつらい日々を思い返した。

 この日は2回に2死一、二塁というチャンスで打席が回り、「バットに当たればなんとかなると思っていたので、本当に必死こいて打ちました」と振り返る一打は値千金の先制適時打。「摂津も2軍で頑張っている姿を見ていたので、一緒にバッテリーを組む機会があったらなんとかしてあげたいという気持ちがあって、先制できて良かったです」と喜んだ。

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