広島 25年ぶりV一夜明けは完敗 新井 代打で登場も…

[ 2016年9月11日 17:00 ]

<巨・広>降板した塹江(右)に声をかける広島・緒方監督

セ・リーグ 広島0―8巨人

(9月11日 東京D)
 25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした広島は、勝利の美酒に酔いしれてから一夜明けた11日、前日に続いて巨人と対戦。0―8で大敗を喫し、連勝が5でストップした。

 前日までの新井に代わって、松山が4番打者として先発出場。その松山が2回に左翼線二塁打を放つなど2安打と気を吐いたが、前日2本塁打と大活躍した鈴木は2回の無死二塁、4回の1死一塁、6回の2死一、二塁、8回の2死一、二塁でいずれも凡打に終わった。新井は2点を追う7回、2死二塁で代打に登場したが、見逃し三振だった。

 守っては、3回に先発ヘーゲンズのけん制悪送球などもあって先制を許し、4回にも1失点。0―2で迎えた7回には、プロ初登板となった塹江(ほりえ)が代わりバナの初球を長野に左翼スタンドに叩きこまれると、結局打者7人に対して4安打2四球で1死しか取れずに6失点降板となり、防御率162・00というプロの洗礼を浴びる形となった。

 巨人は3回、1死一、三塁から坂本の右犠飛で先制。4回にはギャレット、辻、小林誠の3連打で1点を加え、7回には打者10人を送って長野の11号ソロなど5安打集中で一挙6得点。先発の高木は7回6安打無失点で自身の連敗を4で止め、5月29日の阪神戦以来となる今季5勝目(8敗)をマークした。

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2016年9月11日のニュース