原口10号ソロ 10年城島以来阪神捕手2桁本塁打!

[ 2016年8月31日 06:22 ]

<中・神>2回無死、左越えに10号ソロを放つ原口

セ・リーグ 阪神3―9中日

(8月30日 ナゴヤD)
 最悪の流れを変えるべく、思い切りバットを振り抜いた。藤浪がまさかの大炎上で0―7となった直後の2回。先頭で打席に立った原口がバルデスの6球目の直球を完璧に捉えた。左翼スタンド中段に突き刺さった一撃は阪神の捕手登録の選手では10年の城島以来の2桁本塁打となる10号ソロだった。

 「そういう(流れを呼び戻す)気持ちで行けたのがああいう結果につながったのは良かった。真っすぐがスピードガンの表示よりも速く感じたので、それを狙っていた」

 7月27日のヤクルト戦(甲子園)で杉浦から左越え3ランを放って以来の約1カ月ぶりの一発。このパンチ力が最大の魅力だ。この打席前まで19打席連続無安打と当たりが止まっていたが、試合前の時点で14打数9安打、打率・643と抜群の相性を誇っていたナゴヤドームで待望のアーチが生まれた。

 育成選手でスタートした今シーズン。一気にブレークし、シンデレラの階段を駆け上がったが、打撃に関しては決して一時的なものではない。このゲームも3打数1安打1死球で打率・303。5月以降、1度も3割を切っていない。軸がぶれず、しぶとい打撃もできるだけに、調子が良くない時でも何とか結果を出せる力がある。

 育成選手経験のある捕手では12球団初の2桁本塁打ともなった。先発は一塁で、捕手に就いた大劣勢に立った6回から。当然、捕手へのこだわりはあり、「アピールするという意味では、守備でもっとしないと。頑張ります」と表情を引き締めた。チームにとっては痛い敗戦となったが、未来に担う若い芽は確実に伸びてきている。 (山添 晴治)

 ≪捕手登録選手の2桁本塁打は10年城島以来≫原口(神)が2回に10号ソロ。阪神の捕手登録選手の2桁本塁打は10年城島(19本)以来。生え抜き選手では85年木戸(13本)以来だ。この日の原口は一塁手で先発。一塁出場時の本塁打は、6月20日オリックス戦(甲子園)以来2本目。

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