【斎藤隆パドレス留学記】気候、治安、宿泊…WBC開催に最適サンディエゴ

[ 2016年8月31日 16:10 ]

ペトコ・パークに隣接する21階建てのオムニ・サンディエゴ・ホテル

 来年3月に行われる第4回WBCで、パドレスの本拠ペトコ・パークが北中米ブロックの2次ラウンド会場に選ばれました。WBCを開催するのは、日本が初代王者となった06年大会の準決勝と決勝、09年大会の2次ラウンドに続く3度目。7月にはMLBのオールスターが行われたばかりですが、ここサンディエゴはビッグイベントを行うのに適した環境だと、私は思っています。

 まずは天候。1年中温暖で、私が今年4月に来てからも、シャワー程度の雨が何度か降った程度くらいです。球場に屋根はありませんが、雨による中止や順延を考えなくていいのは、大イベントを誘致する上で大きなメリットです。

 そして、セキュリティー面。球場周辺は、パドレスの試合がある時はいつも交通規制され、警備員が至る所で車を誘導しています。立地環境も大きな通りを挟んで、サンディエゴ湾に面しているので、車が入ってくる方向が限られ、規制がしやすいと言えます。

 周辺の宿泊施設も充実しています。球場には「オムニ・サンディエゴ・ホテル」という511室を備えた高級ホテルが隣接しています。ビジターチームの宿舎となっていて、球場へは通路で結ばれているので、選手の出入りもスムーズに行うことができます。もちろん、野球観戦がお目当てのファンにも好まれています。球場には宿泊者専用のゲートがあり、ホテルからはやはりスカイブリッジで直結。観戦チケットと一緒になったパッケージもあり、ネット裏の特等席で観戦でき、専用レストランもあります。

 サンディエゴのダウンタウンは治安が悪い地域の開発も進んでおり、朝から晩までマンションやショッピングモール建設の工事が行われています。自治体はイベントの誘致に積極的で、成功すれば土地やマンションの価値も上がっていく。住民も含めて、みんなが同じ方向を向いているように感じます。その中 心的な役割をペトコ・パークが担っていると思います。(パドレス編成本部付インターン)

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