中田 5年連続大台20号も空砲…ハム後退「0.5差」2位

[ 2016年8月31日 05:30 ]

<日・楽>3回1死、左越えソロを放つ日本ハム・中田

パ・リーグ 日本ハム2―9楽天

(8月30日 東京D)
 もう一発しかなかった。7点ビハインドの8回2死満塁、日本ハムの4番・中田は外角シュートを叩くと、東京ドームは大歓声に包まれた。マウンドで左腕・金刃も両手を膝についた。この試合2発目か…と思われたが、あとひと伸びが足りなかった。フェンス前で失速し中飛。主砲は落胆の表情に変わった。

 「あの場面も全力を尽くしたが、あんな結果になってしまった。(スタンドまで)入ってほしいと思ったけれど、そこを悔やんでも仕方ない。序盤から追いつけ、追い越せムードだったので、もったいなかった」

 その直前には大谷も三飛に倒れた。「結果的には初球が一番甘かった」と135キロの直球を見逃し、最後は外角スライダーを捉えきれなかった。頼みの3、4番が凡退し、万事休す。中田の大飛球が上がった瞬間、栗山監督は「行け!」と大声で叫んだが、試合後は「振り返っている時期ではない。勝負はここから!」と切り替えた。

 この日は「レジェンドシリーズ」と銘打たれ、ナインは74年前期当時のユニホームでプレー。試合前には球団OBで、張本勲氏が練習を視察した。広島の同郷である中田はグリップの位置が上下に移動することを指摘されると、「喝を入れられたよ。気合が入った」と笑った。そんな効果もあって、3回には3戦連発となる左中間へ20号ソロを放っていた。

 しかし、勝利に結びつかないのならば意味はない。5年連続の大台にも、中田は「そんなの関係ない。もっと援護したかった」と、首位ソフトバンクに「マイナス0・5ゲーム」から「0・5差」に後退したことを悔しがっていた。 (横市 勇)

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