兵庫ディオーネ里　１２０球完投９勝「最後は危なかった」

＜兵庫ディオーネ・埼玉アストライア＞２失点完投で９勝目を挙げた兵庫ディオーネ・里

日本女子プロ野球 兵庫ディオーネ３―２埼玉アストライア

（8月27日 ほっと神戸）
　ヴィクトリアシリーズは、兵庫ディオーネが投手戦を制して埼玉アストライアに勝利した。

　里は初回に１点を先制されたが、その裏、寺部の右中間三塁打などで２得点して逆転してもらうと、２回以降は粘った。３―１の７回に１死二、三塁のピンチを背負ったが犠飛による１失点で食い止めた。１２０球の完投で９勝目。「機動力のあるチームなので先頭打者を出塁させないように気を付けていたのですが…。最後は危なかったですが、勝ててよかった」と汗をぬぐった。

　▽第１１戦
埼玉アストライア
　１００　０００　１─２
　２００　００１　Ｘ─３
兵庫ディオーネ
　（埼）宮原―今井
　（兵）里―寺部