左に強いのに…青木 3A行き 左腕先発予想で“戦略的措置”

[ 2016年8月28日 05:30 ]

マリナーズの青木 (AP)

ア・リーグ マリナーズ3―1ホワイトソックス

(8月26日 シカゴ)
 マリナーズの青木が傘下3Aタコマに降格することになった。ホワイトソックス戦後に伝えられると、荷物をまとめてコメントせずに球場を後にした。この日は相手先発が左腕セールとあって先発を外れ、9回から左翼の守備で出場していた。

 メジャー5年目の今季は開幕からの不振で、6月23日に負傷以外で初のマイナー落ちを経験。しかし、7月20日に復帰してからは打率・316と好調を持続していた。

 今回はワイルドカード争いの正念場での戦略的措置。マ軍は27日からの8試合中、29日レンジャーズ戦のダルビッシュを除く、7試合で相手先発は左腕が予想される。球団は3Aに降格している李大浩(イ・デホ)の再昇格も視野に入れている。青木は3Aのレギュラーシーズンが終了する9月5日(日本時間6日)以降に再昇格する見通しだが、メジャー復帰後は左腕にも13打数5安打、打率・385と結果を残していただけに非情通告となった。

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