レアード　単独トップ３０号は逆転満弾　「代打出すぞ」のカツ直後

＜西・日＞５回無死満塁、レアードは左越えに逆転満塁本塁打を放つ

パ・リーグ 日本ハム７―４西武

（8月27日 西武プリンス）
　日本ハム・レアードが３点差の５回無死で高橋光からリーグ単独トップに躍り出る３０号の逆転満塁弾を放った。

　「記憶に残る本塁打は何本かあるが、優勝争いの中で打てたのは大きい」。昨年９月２８日のソフトバンク戦（ヤフオクドーム）以来、来日２年で３本目のグランドスラム。最近７試合は本塁打が出ずこの日も初回２死満塁の場面でフルカウントからワンバウンドのフォークに空振り三振。ベンチで栗山監督から「代打を出すぞ」とカツを入れられた直後の大きな一発だった。

　≪通算３本目≫レアード（日）が５回に逆転満塁本塁打。自身満塁弾は昨年７月３日楽天戦（先制）、同９月２８日ソフトバンク戦（逆転）に次いで通算３本目になる。１年目の昨年は３４本塁打。日本ハムの外国人打者で来日２年以上の連続３０本塁打は８０～８３年ソレイタ、９０～９３年ウインタース、９７～９８年ウィルソンに次いで１８年ぶり４人目。