イチロー 歴代単独28位3008安打 史上最年少首位打者超え

[ 2016年8月22日 05:30 ]

<パイレーツ・マーリンズ>勝利にハイタッチするイチロー(左)(AP)

ナ・リーグ マーリンズ3―1パイレーツ

(8月20日 ピッツバーグ)
 マーリンズのイチローが、歴代単独28位のメジャー通算3008安打に到達した。20日(日本時間21日)、パイレーツ戦の4回に右越え二塁打。新人右腕クールの93マイル(約150キロ)内角速球を振り抜いた。

 3007本で並んでいたアル・ケーライン(元タイガース)は55年、史上最年少の20歳9カ月で首位打者を獲得。伝説の名外野手を超えたことには「あ、そうなの。報告ありがとうございます」と話すにとどめたが、イチローもオリックス時代の94年に2リーグ制以降でプロ野球史上最年少の20歳11カ月で首位打者となった。大リーグでは2人とも10年連続ゴールドグラブ賞を獲得するなど共通点が多い。

 この二塁打が次打者の貴重な2ランの呼び水となり、チームは快勝。19日に6試合ぶりに先発を外れた42歳が、休養明けに貫禄を見せつけた。 (笹田幸嗣通信員)

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