ソフトB 5度のM点灯“挑戦”全敗 ハム戦6年ぶり負け越しも決定

[ 2016年8月22日 05:30 ]

<日・ソ>初回2死一、三塁、松田の時に重盗を仕掛けるも三塁走者・中村晃は三本間で挟殺される

パ・リーグ ソフトバンク2―4日本ハム

(8月21日 札幌D)
 ソフトバンクは札幌ドーム最終戦で2つの屈辱にまみれた。マジックナンバー点灯に王手とした6日の日本ハム戦以降、5度の挑戦は5連敗。6年ぶりの日本ハム戦負け越しも決まった。

 ただ、工藤監督は「全部(球団)勝ち越さないと優勝できないルールはないし、問題ないんじゃないですか」と静かに言った。

 初回の逸機が響いた。2死一、三塁、松田の打席でベンチの指示は意表を突く重盗。相手バッテリーに読まれ三塁走者の中村晃が挟殺された。20日に逆転2点二塁打を放った好調の長谷川は右足首に古傷を抱え、大事を取って欠場。策では穴を埋めきれず、5回以降は1安打に封じられた。

 内川も腰痛を抱える。首位攻防戦を2勝1敗で終え、指揮官は「(打線の)打撃の状態も上がっている」と前を向いたが、気の抜けない接戦からは抜け出せそうにもない。

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2016年8月22日のニュース