【夏の1ページ】東邦・藤嶋 プロで投手として聖地“帰還”誓う

[ 2016年8月18日 12:19 ]

<東邦・聖光学院>8回1死二塁、東邦・藤嶋が左翼線に適時二塁打を放つ

第98回全国高校野球選手権第11日・3回戦 東邦2―5聖光学院

(8月17日 甲子園)
 負けて笑顔、壇上でも気丈に質問に答えていた東邦・藤嶋が、主将としての歩みを問われて感極まった。エースと4番を合わせた三役。重責を背負った日々を思って涙がこぼれた。

 「1年間、キャプテンをやってきて…。(昨秋の)神宮(大会)にも出られて、甲子園にも来られた。みんなに感謝したいと思います」

 本調子からは程遠い夏だった。愛知大会後、右肘に張りが出た。1回戦の北陸戦は外野手として出場し、先発した2回戦の八戸学院光星戦も2回1/34失点で降板。9回に4点差を逆転する奇跡的なサヨナラ勝利で、再度の登板機会を得た。先発したが、直球は自己最速146キロに到底及ばない140キロ止まり。得意のナックルカーブも制球が乱れ、3暴投につながった。「苦しい投球だった」。2失点の粘投で迎えた6回、3連続長短打を浴びて力尽きた。

 高校通算49本塁打の打撃が高い評価を受けているが、夢は投手でのプロ入りだ。「グラウンドの一番高いところに立てる投手をやっていきたい。また甲子園でいいピッチングができれば」と近い将来の“帰還”を誓った。 (石丸 泰士)

 ▼東邦・浜嶋(2安打も最後の打者に)チーム一丸となって、最後まで笑顔でやれたので幸せでした。悔いはないです。

 ◆藤嶋 健人(ふじしま・けんと)1998年(平10)5月8日、愛知県豊橋市出身。小2から栄ドリームズで野球を始める。中学では東三河ボーイズに在籍し、3年時の8月に野茂英雄監督率いる「ジュニアオールジャパン」に選ばれ米国遠征。東邦では1年春からベンチ入り。1メートル75、78キロ。右投げ右打ち。

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