北海 2年生コンビ爆発 4番佐藤大V打&5番川村2ラン

[ 2016年8月18日 05:30 ]

<北海・日南学園>8回1死二塁、決勝の適時二塁打を放つ北海・佐藤大

第98回全国高校野球選手権第11日・3回戦 北海4―1日南学園

(8月17日 甲子園)
 北海は2年生コンビが22年ぶりのベスト8に導いた。

 1―1の8回1死二塁、4番・佐藤大が左中間へ勝ち越しの適時二塁打。「低めでしたが食らいつきました」。兄・龍世さんも14年夏に同校で4番を務めたが、甲子園出場はならなかった。全国レベルだったスピードスケートをやめ、「兄と両親を甲子園へ連れて行く」と同校へ進み、夢舞台で躍動した。

 続く川村は右翼ポール際へダメ押し2ラン。「今までの本塁打の中で最高でした」。2人とも公式戦初の打順で起用に応えた。北海道勢としては夏通算70勝目で、田中将大(現ヤンキース)を擁して準優勝した駒大苫小牧以来、10年ぶりの8強入りとなった。

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