新井の通算300号が口火 広島16点大勝!ヤクルトは7連敗

[ 2016年8月2日 22:03 ]

<広・ヤ>2回無死一塁、新井が中越えに通算300号となる2ランを放ちベンチに迎えられる

セ・リーグ 広島16―4ヤクルト

(8月2日 神宮)
 首位を独走する広島の打線が3本塁打を含む17安打と爆発して16―4で大勝。最下位のヤクルトは昨年5月に9連敗して以来の7連敗となった。広島の先発ジョンソンは6回9安打4失点で10勝目(6敗)を挙げ、来日から2年連続の2桁勝利。ヤクルトの先発・石川は5回9安打8失点で6敗目(5勝)を喫し、またも通算150勝は持ち越しとなった。

 打線に火をつけたのは新井の一発だった。初回、捕手の石原がバレンティンのバットが頭部を直撃するアクシデントで負傷退場。直後の2回だ。先頭のルナが四球で出塁すると、続く5番・新井がバックスクリーン右へ通算300号となる先制の13号2ラン。これで打線は一気に勢いづいた。

 続く3回には先頭の田中から3連打で無死満塁とし、ルナの右前適時打、新井の右犠飛で2点を追加。1点差に迫られた5回には2死一、三塁から鈴木の右翼線への2点適時三塁打打、続く下水流の左中間への2ランでリードを広げると、8―4の7回には2死一、二塁から会沢の右越え二塁打で2点を加え、8回には無死三塁から田中の右越え12号2ランなど打者一巡の猛攻で計6点を奪った。

 ヤクルトは4回無死一、二塁から西田が左中間へ5号3ランを放ち1点差に迫ったが、直後の5回に石川が4点を失った。その裏、バレンティンの左翼スタンド上段へ20号ソロを放ったものの、救援陣が打ち込まれて大敗を喫した。

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