筒香 月間20発でCSへGO!ラミ監督期待も「いつも通りの打撃を」

[ 2016年8月2日 05:30 ]

8月も強打でDeNAをけん引したい筒香

 勝負の8月も任せた!リーグ3位につけるDeNAのラミレス監督は7月に日本人最多タイ記録の月間16本塁打を放った主砲・筒香に、球団初のクライマックスシリーズ進出に向けたけん引役としての活躍を期待した。

 「(7月の成績は)一生に一度あるかないかくらいのものだった。8月は誰もが20本塁打を期待すると思うが、数字を気にせずにチームの勝利に向けていつも通りの打撃をしてほしい」。

 プロ野球界に衝撃を与えた1カ月だった。3試合連続を含む月間6度のマルチ本塁打はプロ野球新記録。月間打率・429、16本塁打、31打点と打ちまくった。32本塁打はリーグ首位で、打率と打点もトップのヤクルト・山田に2厘差、2打点差と肉薄。3冠王も射程圏内に入った。月間MVPの受賞は確実で、球団は特別グッズの製作準備を進めているという。

 球宴期間があった7月は24試合で16本塁打。13年8月に月間プロ野球記録の18発を放ったヤクルト・バレンティンは、26試合での数字だった。筒香は「求めている感覚に近づいている」と状態の良さを実感しており、26試合が予定されている8月に注目が集まる。

 月間14本塁打以上は筒香より以前に18度。そのうち門田(南海)が1度、カブレラ(西武)が2度、翌月も2桁本塁打を続けた。「今まで通り、変わらずにやっていきたい」と至って冷静な筒香。「今まで通り」の好調さでチームを勝利へと導く。(中村 文香)

続きを表示

2016年8月2日のニュース