広島 執念の逆転勝ち 7回相手エラーで勝ち越し、今季初3連敗を阻止

[ 2016年7月31日 21:38 ]

<広・D>7回1死一、三塁、新井が左中間を破る同点の2点二塁打を放ち、雄叫びを上げながら走る

セ・リーグ 広島6―4DeNA

(7月31日 マツダ)
 首位・広島は2点を追う7回に新井の2点二塁打と相手のタイムリーエラーでDeNAに逆転勝ち。敗れれば今季初の3連敗の危機を脱した。

 本拠マツダスタジアムがこの日、一番の盛り上がりを見せた。7回、1死一、三塁で打席には新井。6回の守りで遊撃手・田中の送球を捕球できず、タイムリーエラーを犯した汚名返上を果たすべく燃えていた。4番手・三上から左中間を破る同点の2点二塁打。さらに途中出場の会沢のゴロを三塁手・白崎がはじく間に、二塁走者の新井が還って逆転に成功。8回にも菊池の9号ソロでリードを2点に広げた。

 このリードを救援陣が守り切って、今季初の同一カード3連敗を阻止。前日までここ5試合で1勝4敗と調子が下降気味の中、何とか踏ん張った。2位・巨人も勝ったため、ゲーム差は8のまま。残り45試合。25年ぶりのリーグ優勝へ正念場の8月を迎える。

 ▼DeNA・桑原(初回に先頭で左越えの先制8号ソロ)先頭打者として必ず出塁してチームに勢いをつけたかった。チームのため自分のできることを精一杯頑張る。

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