オリ 最下位脱出ならず…福良監督「あの1球」配球に苦言

[ 2016年7月31日 05:30 ]

<オ・西>最下位脱出ならず、ベンチで渋い表情の福良監督(手前)

パ・リーグ オリックス2―3西武

(7月30日 京セラD)
 勝てば6月11日以来の最下位脱出だったオリックスが痛恨の逆転負けを喫した。1点優勢で迎えた終盤8回、2死までこぎつけながら吉田一が山川に同点ソロを浴び、なおも一、二塁から栗山に決勝打を許した。

 今季初の4連勝を逃した福良監督は「あの1球」と同点被弾の場面を問題視。初球から連投したフォークで空振り2つを奪いながら3球目の直球を痛打されたことに「バッテリーの若さ。必要だったのか、あの球は。ピッチャーからすれば、外せ(のサイン)で何でストライクを投げたのか。両方ですね」と捕手の若月を含めたバッテリーの不用心さを嘆いた。

 吉田一は「真っすぐで差し込めると感じた」と振り返り、若月も「投手に明確に指示を出せなかったのが僕の責任です」と猛省。念願の最下位脱出は8月へ持ち越した。

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2016年7月31日のニュース