【山口】高川学園 創部115年目の初出場!藤村監督最後の夏に団結

[ 2016年7月29日 05:30 ]

<高川学園・宇部鴻城>優勝を決め、藤村監督を胴上げする高川学園ナイン

第98回全国高校野球選手権山口大会決勝 高川学園8―2宇部鴻城

(7月28日 山口県西京)
 高川学園が創部115年目、7度目の決勝戦を初めて制し、甲子園出場を決めた。2―2で迎えた8回1死一、二塁から力投を続けるエース山野が右翼線へ適時三塁打。勝ち越すと、せきを切ったように、この回6点を奪い、昨夏の準々決勝で敗れた宇部鴻城を突き放した。

 1993年に同校に着任し、コーチ、部長、監督と野球部に携わり、昨年12月から通算3度目の指揮を執る藤村竜二監督は今夏限りでの退任が決まっている。今大会2度のノーヒットノーランを達成した山野は「今年で退任されるので、思いは強かった」と明かす。指揮官は「国体まで行きたい」と8強以上をターゲットに定めた。

 ▽高川学園(山口)大洋(現DeNA)で活躍した高木豊氏はOB。

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2016年7月29日のニュース