【静岡】佐久間“最後の夏”終わる エース・今井「悔しい」

[ 2016年7月18日 14:52 ]

第98回全国高校野球選手権静岡大会1回戦 湖西8-3佐久間

(7月17日 浜松)
 「佐久間」の校名で出場する最後の夏が終わった。60年の歴史を刻んできたが、来年4月からは浜松湖北の分校となる。全校生徒と地域住民の期待を背に、エース左腕・今井聡志投手(3年)は計6回1/3、116球を投げた。しかし、初戦敗退。「校歌を歌えなかった。悔しい」。勝って歌う相手ナインを見つめ、涙が一気に込み上げた。こらえようと天を仰いだ。

 打たれても「背中から聞こえてくる応援が後を押してくれた」とスタンドからの声援は力になった。3回1/3で降板も、山口遼太監督(27)の「佐久間の名を残すんじゃないのか」の言葉に奮起し、再び6回からマウンドへ。「コールドには絶対したくない」と前半は封印していた自作の魔球「ミサクボール」を使った。これが奏功。「もっと早く使えば良かった」と後悔も「後半に追い上げて粘りを見せられたので少しは佐久間の意地を見せられたのかな」。涙を流しきると胸を張った。 (矢所 香)

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