オリックス ついに近鉄戦士消えた 近藤一がトレードでヤクルトへ

[ 2016年7月18日 05:30 ]

近藤一(左)と八木

 オリックスの近藤一樹投手(33)とヤクルトの八木亮祐投手(25)のトレードが成立し、17日に両球団から発表された。左腕の層を厚くしたいオリックスと、即戦力の先発投手を必要としていたヤクルトの思惑が一致した。

 近藤一は東京・日大三から01年ドラフト7巡目で近鉄に入団し、04年オフの合併でオリックスに移籍。132試合に登板して、31勝45敗、防御率4・68。近藤一の移籍で近鉄出身選手はオリックスからいなくなることになった。愛知・享栄から08年ドラフト2位でヤクルトに入団した八木は55試合に出場して、11勝22敗、防御率4・25。背番号は65に決まった。

 ▼近藤一 突然のことで驚いている。活躍することがオリックスとヤクルトへの恩返しになる。切り替えて、このチャンスを生かしていきたい。

 ▼八木 入団から7年半、たくさんの方々にお世話になり、大変感謝しています。恩返しをする意味でも、新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。

 ◆近藤 一樹(こんどう・かずき)1983年(昭58)7月8日、神奈川県出身の33歳。日大三から01年ドラフト7巡目で近鉄入り。04年オフの分配ドラフトでオリックスに移籍し、08年自己最多の10勝。11年以降は右肘故障に苦しみ、14年オフの育成選手を経て、昨年4年ぶりの復活勝利。通算31勝45敗、防御率4・68。1メートル83、80キロ。右投げ右打ち。

 ◆八木 亮祐(やぎ・りょうすけ)1990年(平2)9月29日、愛知県出身の25歳。享栄から08年ドラフト2位でヤクルト入り。伸びのある直球を持ち味に、5年目の13年にはローテを守って初完封を含む5勝をマーク。規定投球回にも到達した。今季は1試合で1敗。通算11勝22敗、防御率4・25。1メートル80、73キロ。左投げ左打ち。

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