【沖縄】嘉手納ノーシードから初V!甲子園一番乗り 基地の町から聖地へ

[ 2016年7月18日 05:30 ]

<嘉手納・美里工>初優勝で夏の甲子園初出場を決め、喜ぶ嘉手納ナイン

第98回全国高校野球選手権沖縄大会決勝 嘉手納11―3美里工

(7月17日 沖縄セルラー)
 史上初めて、シード校がベスト8に1校も残らない大波乱となった沖縄大会で、嘉手納が全国のトップを切って夏の甲子園への初切符を手にした。

 「うれしすぎて足が宙に浮いているような感じ」。3失点で完投したエースの仲地は夢見心地で話した。2回までに3点を失う苦しい立ち上がりも、3回から走者のいない場面でもセットポジションに変更して制球力が安定。「低めにツーシームが決まった」と尻上がりに調子を上げた。さらに逆転に成功した直後の初回1死一、二塁で、中学時代に所属した「北谷ボーイズ」で親友だった美里工の辺土名から左中間に適時三塁打。投打にチームをけん引した。

 同校が所在する沖縄県嘉手納町は極東最大の米軍基地である嘉手納基地が町域の実に83%を占める。米軍機の騒音で授業が中断したり、グラウンドに煙幕が降るのも日常の光景。それでも就任4年目で同校を甲子園に導いた大蔵宗元監督は「甲子園は“(嘉手納の)地域の子たちだけでここまでやれるんだよ”というメッセージを送れる大会にしたい」と力強く話した。 (東山 貴実)

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